無事に出産が終わったー。っと一息つく間も無く
次は生まれた子供の手続きや登録をしなければなりません。
産後に妻は動くことがままならないため
役所や会社の手続きは夫の仕事であり
意外とやることが多くあります。
役所や会社でやる手続き、登録を一覧にしてみました。
参考にしてみてください。
住んでいる名古屋市の手続きベースに書いています。
まず、始めに行う手続き
市役所・区役所の手続き
出生届
いつまで?
- 出産日を含めて14日以内に
必要な書類(名古屋市ベース)
- 出生届書(市役所、区役所、支所、病院などにあります。)
- 出生届の証明書に医師の証明が必要
- 届出人の印鑑
- 母子健康手帳
- 国民健康保険被保険者証(会社勤め以外の人)
どこに出す?
- 所在地や生まれた場所にある市役所・区役所
保健センターへ出生報告
出生届を出すついでに保健センターにも出生報告を提出してみましょう。
報告をすると、生後4ヶ月までに助産師や保健師が報告した家庭に訪問を行なっていたり
育児に関する相談を受けています。
初めての育児で悩みが多いと思います。是非活用しましょう。
また、名古屋市だけではなく多くの地域で同様の事はやられていると思います。
自分の地域を調べてみてください。
児童手当
子供が15歳になる年度まで毎月支給してもらえる手当です。
0歳からもらえて、子供の年齢や親の収入によって制限が生じます。
いつまで?
- 生まれて15日以内(なるべく早くがベター)
必要な書類(名古屋市ベース)
- 印鑑
- 口座の通帳/キャッシュカードのコピー
- 申請者の健康保険証のコピー
- 身元確認書類(運転免許書や個人番号カード)
- 個人番号カード(マイナンバー)
どこに出す?
- 市役所・区役所
会社の手続きに行く前に、市役所や区役所で書類は用意しましたか? 例えば、マイナンバー付きの住民票など必要になってないですか?
会社・保険組合の手続き
健康保険被扶養者異動の手続き
お子さんを健康保険に加入させましょう。
夫婦共働きの場合は収入が多い方の健康保険組合に扶養で加入します。
いつまで?
- できれば一ヶ月健診前までに
(健診前に準備しないと診断料を全額負担になります)
必要書類
- 各健康保険組合で異なります。事前に確認しましょう。
(私の組合では住民票などが必要になりました。)
どこに提出?
- 健康保険組合の窓口へ(共働きは収入が多い方の窓口へ)
給与所得の扶養控除申請
お子さんが誕生したことは扶養家族が増えることでもあります。
これも収入が多い方の会社の人事部に申請しましょう。
いつまで?
- なるべく早く
必要書類
- 各会社で異なります。事前に確認しましょう。
(私の会社ではマイナンバー付きの住民票でした。)
どこに提出?
- 所属している会社の人事部(共働きは収入が多い方の会社へ)
その他(お祝い金・特別休暇・家族手当)
他の手当てや給付金も会社ごとに異なります。
人事部に聞くなり、会社の規則を調べるなりしてみてください。
従業員の権利を最大限に使いましょう!
健康保険加入後orゆっくりでも良い手続き
市役所・区役所の手続き
子ども医療費助成制度(乳幼児医療費助成)
子供が15歳になる年度までの入院や通院の医療費を補助するための
医療証や医療証入院を交付します(名古屋市の場合)
他の地域でも同様の補助制度があるため、調べてみましょう。
いつまで?
- 健康保険加入後から(できれば1ヶ月健診までに)
必要な書類(名古屋市ベース)
- 健康保険証
- 子ども医療証交付申請書
どこに出す?
- 市役所や区役所の担当窓口
会社・保険組合の手続き
出産育児一時金
出産には健康保険が適応されません。
その代わりに補助として出産育児一時金で42万が支給されます。
最近は保険組合から42万を病院へ直接払ってくれる制度もあります。
妻が会社の健康保険に加入している場合は妻からの申請になりますが
妻が夫の扶養である場合は、夫が会社の健康保険を通して申請します。
いつまで?
- 出産日の翌日から2年まで
(病院によって利用できる制度がわかるため、出産前に早めに確認)
必要な書類
- 加入している保険組合や利用する制度で変わるため、要確認!
どこに提出?
- 保険組合の窓口
育児休業給付金
育児のために休業する場合、健康保険組合から支給される手当です。
いつまで?
- だいたい休業の1ヶ月前(会社によって差があるかもしれません)
必要書類
- 会社によって異なります。
(私の会社は申請書のみでした。)
どこに提出する?
- 会社の人事部(会社によって異なります。要確認です。)
出産手当(妻のみ)
これは妻だけなのであまり夫には関係ないです。
産休中にも健康保険組合から支給される手当です。
健康保険組合によって、必要書類や窓口が変わります。要確認です。
最後に
ここまでは出産に関する書類です。
どうでしたでしょうか?意外と多いですよね。
是非、これをみてご自身の市や区、会社などで確認をしてみてください。
お子さんや妻のために必要なことです。頑張りましょう!
また、育児休業給付金に関しては、こちらの記事も参考にしてください。
