【Django】MacでDjangoを始めるために最初にすべき作業

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Django

この記事ではMacでDjangoを使うために必要な
最初の作業であるDjangoインストールの方法を紹介します。

具体的に、ここではDjangoのインストール準備から
実際にDjangoが動く確認をするまでの以下を説明します。

  • 仮想環境の設定
  • Djangoのインストール
  • Djangoのバージョン確認
  • インストール後のプロジェクト作成
  • Djangoが起動するか確認

また、ここではDjangoの元になる言語 python は
既にインストール済みであることを前提にしてます。

pythonのインストール方法はまた後日記載します。

では、スタートしていきます。

1. Djangoインストール前に仮想環境の設定

仮想環境とは

仮想環境とはなにか、簡単に説明します。

プロジェクトでの開発や評価をする際に
一般的に用途に応じた専用の実行環境を作成します。

この実行環境のことを「仮想環境」と言います。

なぜ、仮想環境が必要か?

pythonには複数のバージョンがあり
また、多くのモジュールが存在します。

それぞれを用途ごとに使い分けるために
非常に便利なのが仮想環境になります。

要するに、”pythonのバージョンやモジュールの
重複を避けて最小限にさせる
かつ、場合ごとに切り替えること
”が目的です。

例えば、こんな形です。

プロジェクトAでは

  • python 3.6
  • Django 1.11
  • requestsモジュール 必要

プロジェクトBでは

  • python 3.8
  • Django 2.1
  • requestsモジュール 不要

このように使い分けするための仮想環境です。

仮想環境の設定のための準備

仮想環境を設定するために、まずディレクトリを作成しましょう。

そのためにもまず、ターミナルを開きます。
Finder→アプリケーション→ユーティリティ→ターミナル

ターミナルを開いたらプロジェクトを置くためのディレクトリを作ります。

ここではディスクトップ上に「sample」フォルダを作り、その中にプロジェクトを作っておきます。

$ cd desktop    #デスクトップに移動
$ mkdir sample  #sampleフォルダを作成
$ cd sample     #sampleフォルダに移動

ここから仮想環境を作ります。
次のコマンドを打ち込みます。

$ python -m venv testvenv (testvenvは好きな名前でOK)

これで仮想環境が設定できました。

では次のコードを打ち込み、仮想環境を実行します。

$ source testvenv/bin/activate

2. Djangoのインストール方法

やっとDjangoのインストール方法です。

Djangoのインストールに関しては簡単です。
pipがインストールされている場合は、以下のコードを打ち込んでください。

バージョンを指定せず、最新をインストールする場合
$ pip install django

バージョンを指定する場合
$ pip install django==2.2.1

たったこれだけです。

Djangoをインストールしたいけど、pipがない場合
以下の記事【Python】pipのインストール方法と使い方
からpipのインストールから始めましょう。

【Python】pipのインストール方法と使い方
Pythonでよく使用されるコマンド 「pip」このpipのインストール方法と使い方について紹介します。初学者にとってはpipが何かよく分からなかったり、pipのインストール方法になると分からなかったりします。この分からないを解消します。

3. Djangoのプロジェクトの立ち上げ

無事にDjangoのインストールができましたか?

Djangoのインストールができた場合はプロジェクトを作ってみましょう。

(testvenv)$ Django-admin startproject testproject . 

ここでは「testproject」は好きな名前を入れてください。

また、最後の「.(ピリオド)」は現在のディレクトリに
プロジェクトを入れることを示してます。

この「.」がないとプロジェクト名のディレクトリが作成されて、
その中にさらに同じ名前のディレクトリが作成され、ややこしいです。

4. プロジェクトの確認

ここまでで、Djangoをインストールして
プロジェクトを立ち上げました。

そして、最後にプロジェクトが無事に
起動したかを開発用サーバーで確認します。

以下のコードを打ってみてください。

(testvenv)$ python manage.py rumserver

すると、以下の応答が返ってきます。

Django version 3.0, using settings 'testproject.settings'
Starting development server at http://127.0.0.1:8000/
Quit the server with CONTROL-C.

この応答の ‘ http://127.0.0.1:8000/ ‘の部分を「command」を押しながらクリックします。

以下のような画面に切り替わったら、Djangoの立ち上げは終了です。

まとめ

ここまでお付き合い頂きありがとうございます。

いかがだったでしょうか?
上記の画面に切り替わることができましたか?

ここまでできた方は次の手順に移りましょう。
続きはこちらの記事に書いてあります。
Djangoプロジェクトからアプリ立ち上げまで

Djangoプロジェクトからアプリ立ち上げまで
Djangoのインストールからアプリ立ち上げの第二弾の記事です。ここではアプリケーションの立ち上げと最初に変更する4つのファイルについて紹介しています。また、変更後のコードと解説もあるため、参考にしてください。

また、最後にDjangoで絶対購入すべきオススメの書籍を紹介です。
タイトル通り、Django使用者の多くが読んでいるDjangoの書籍。

現場で使える Django の教科書《基礎編》

この本、高評価すぎて前買いに行った時に書店で売り切れてました。
もしDjangoやるなら一度は目を通したほうがいいですよ。

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